2004年1月　八ヶ岳・赤岳(1/2)

◆1/31: 
ムラトンを磯子(4:10)で拾い、峯を辻堂(4:50)で拾う予定だったが、
峯が寝坊の為辻堂発は7:00になってしまった。
携帯に電話しても留守電になっているので、家に電話してしまった。
1日目に赤岳登頂を予定していたが、この日は行者小屋までとする。

ムラトンは夏に行者小屋、赤岳は来た事あるそうだ。
峯は南八ヶ岳は初めて。
私は行者小屋は久々だ。8年位来ていない。

ムラトン先頭でハイペースで歩く。
心臓が少しキツイが「遅くしてくれ」と云う暇もなく、進む。
樹林帯を抜け、赤岳が見えてくると、行者小屋にやがて着いた。

テントサイトはそれ程混んでいない。
この前の白毛門でフライが破損したので新型のフライを持って来た。
テント本体の4箇所の張綱鳩目にフライを固定する。
これなら、強風でも耐えられるだろう。

テント設営後、中山展望台へ行く。ついでにアイゼンも使ってみる。
素晴らしい展望。
阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳、小同心、大同心、等良く見える。
赤岳山頂付近に雪煙は立っていない。
景色を堪能し、写真撮影し、戻る。

テントで天気図を皆で取ってみる。が、書いているの私だけだった。
ムラトン、峯、も書けよ〜！
書き方が分からないとの事。そういう事は教えていなかった。

夕飯はムラトンが用意した豪華キノコ・シチュー。
風も無く、月が明るい夜でした。

行者小屋は冬でも水が出ている。水場は小屋から文三郎尾根方向へ50m程の所。
小屋のトイレ(２ヶ所)を冬季開放している。
小屋は営業していなかったが、テント代(1人1000円)取られた。

◆2/1: 
明るくなってから、赤岳アタック開始。
文三郎尾根へトレースを追う。ハイピッチで高度を稼いでいく。
阿弥陀岳北稜が良く見える。
以前、藤郷（1号、2号）さんと北稜に行こうとして樹林帯上部で表層雪崩に合い、
登攀を断念した事があった。

赤岳主稜へ取り付いているパーティーもいる。ここも成田さんと行った。
文三郎尾根をトラバースし、赤岳直下の岩稜帯となる。
そこを越すと赤岳山頂だ。

360度の展望を思う存分堪能する。
阿弥陀、権現、富士山。
硫黄、蓼科、天狗。
北アルプスは殆ど全て展望出来た。
また、御嶽山、中央アルプス、南アルプスも展望できた。
うーん、素晴らしい！
風も弱い。

赤岳展望荘を通り、地蔵尾根を下る。
コンティニアスをしたパーティーとすれ違う。講習会だろうか。
地蔵尾根は上部は急だが、階段があり、ザイルは不要。
中部から樹林帯となる。尻セードも出来るがやらずに歩いて降りた。

テント撤収して美濃戸口へ下山する。
天気も良く、のどかな感じだ。

温泉：もみの湯　(500円)
食堂有り。カツ丼は卵がふっくらして美味しかった。
以前、藤郷さんと来た事がある。