2003年4月　谷川岳・芝倉沢／山スキー(1/2)

谷川岳山頂は展望が良い。白毛門、巻機、清水峠、仙ノ倉、等が展望出来た。
一ノ倉岳へ向かう。ここから先は人があまりいない。 稜線上は雪が全く無く、一ノ倉岳までスキーを担ぎっぱなしだった。
私の30Lザックはサイドにスキー板が付かないので、肩に担ぐか、雨蓋に板を挟むしか なかった。
板を横にすると潅木に引っ掛り邪魔になった。 つくづくスキーツアー用の小ザック（板がサイドに付けられるザック）が欲しいと思った。
ノゾキから一ノ倉の岩場が間近に見える。東尾根、一ノ倉尾根もすぐそこだ。 一ノ倉岳直下の登りは急だった。兼用靴では歩き辛い。

やっとの事で一ノ倉岳へ出た。
ようやくスキーが履ける。シールを外し、ワックスを塗る。 茂倉岳付近の稜線付近は雪面に亀裂が走っている。
一ノ倉岳からの斜面はしっかり雪がある。 雪が無かったらどうしようかと思っていたが、大丈夫だ。
出だしは広い斜面。上部の雪はグサグサだ。 その下はデブリが迫っていて狭くなる。中間から雪は締まってくる。
デブリが多く、デブリの上を滑る事もあった。 鈴子さんはアッという間に先に行ってしまった。
私は写真を撮りながら降る。

結構、大きな谷だ。 部分的に狭くなるが、スキーを着けたまま出会いまで来た。 下部はのどかな感じ。
湯檜曽川沿いに歩いて行ったが、マチガ沢の辺りから車道を歩いた。 木々は新緑の芽を出そうとしている。
今回は技術的に総合力（体力、歩き、スキー）のいる、楽しい山行だった。
登るルートは天神尾根からではなく、芝倉沢から登る事もできると思った。