前夜22時藤沢発、小出の「道の駅」についたのが3時頃
そそくさとシュラフに潜り込む。あまり深く眠れず。
入山初日は、必ずヘロヘロで歩けないという過去の実績から
予定通り雪上ハイクを・・と思うもハイクする雪もなく
荷も少ないので守門岳に同行することにした。
初めて見るブナの新緑の中を ほぼ直登気味の登る。
振り返るそこそこの傾斜に滑ったら・・と頭をよぎり
少し緊張感も出てきて この久しぶりの感覚に
やる気は出てきたもののパワーは出ず、
あれよあれよと 鈴子さんに離されていく。
会長は、ダッシュをかけるようにそのまたさらに先へ..。。
しばらく行くと樹林帯から抜け 眼前には雪面と青空の二色。
1500m そこそこの山だから 山頂まで樹林だと思っていただけに
こりゃ良い山に来たのかもと気分をよくする。
ふと冬の九重山塊を想い郷愁に浸りつつ荒い息で歩を進めると
守門岳が望める緩やかな広い斜面（小烏帽子）に出た。
ここの景観は、この先の守門登頂の記憶をなくすほど
最も印象として焼き付いている。
翌日登った浅草岳が名山選定に漏れ
この守門岳が日本200名山にあげられている訳は
道程に見る景観の演出にあるのかもしれないと思わせるものがあった。
初日の山行に 体力の不安を覚えつつも
急遽決まった守門岳行き・・
初めて見る 山肌を駈けのぼろうとする新緑の波
教わるカタクリやコブシの花々やコゴミやふきのとうの山菜..
とても春を感じる今回の山行であった。
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