丹沢・源次郎沢

▲報告：中村
心配していた天候は晴れ。
戸沢で鈴子さんと待ち合わせ、源次郎へ向う。
戸沢は沢登りの格好をした人が多い。

小森さんは初沢。峯尾君は３回目の沢。共に初シグマ！
堰堤を２つ越してF1。ハーネス、登攀具の準備をする。

しばらく行き、１パーティーを追い越す。
子供を連れた一団も追い越す。
が、F4で子供一団で渋滞。鈴子さんが滝直登開始。
ヌメってる上にピン無し。何とか通過。
峯っち、何度かズリ落ちながらも突破。
小森さんはメインザイルを掴みながらも突破。
私は最後に登ったのでスタンスのヌメが取れてそれ程苦労せずに
登れた。

新人２人の登攀は安定しており、歩きも遅れる事は無い。
鈴子さんは相変わらず飛ばしまくる。

樹林の合間からは青空。気持ちいい初夏の日だ。
水はまだ冷たいが滝に突っ込む事数回で思いの外濡れた。
こんなに濡れる積りでは無かったが。

F6。無理矢理F No.付けた様な滝（？）。
この上で右俣に入ってしまい、本流から外れてしまった。
最近崩壊が進んだ様で、木が根こそぎ倒れている。
岩も崩壊しまくっていて、登り辛い。

源次郎尾根を登り、花立近くで昼飯。12:05
此処まで結局休憩無し。

新人２人は満足の様子。
大倉尾根、天神尾根を下り、戸沢へ。13:30
割と早め。

皆さん、お疲れ様でした。
新人の方、また沢行きましょう！　泊まりの縦走も。

▲報告：三橋（鈴）
沢は雨の日が多いせいか水量が多く、濡れないで行くつもりが、結局上から下ま
でびっしょり。Ｆ４は通常のルートが子供連れのパーティに占領されているの
で、流れのすぐ左側を直上した。ヌメヌメの岩に上部が逆層気味なので、久々の
リードにいささかビビッて時間がかかる。ちょっと辛口。（ただし、残置がない
ので、登る時はハーケン又は、極小のナッツ用意）新人二人は、ぶら下がりなが
らも特別緊張した感じもなく、にっこりしながら登ってくる。Ｆ５は右壁を中村
リード、左壁を私がリードして登る。ザイルを出したのはこのＦ４とＦ５。飛ば
しているつもりはなく、新人二人がぴったついてくるので、わたしもガンバラナ
クッチャって歩いたのだけれど・・・で、足がしっかり筋肉痛になった。
花立て山荘の高橋さんが、朝、源次郎沢から登って来たとのことで、やはります
ます崩壊が進んでいると話していた。３年前の大雨が原因だとか。
Ｆ７は崩壊して滝があったと思われる地形は残っていない。プレートあるのみ。
Ｆ６は大岩が立ちふさがっているだけのようで、殆ど埋まってしまったのではな
いかと思われる。ここもプレートがなければ滝だとはっきり判らない。
尾根に抜ける手前は新緑が美しく、たいへん良い山行でした。

今回、ミニバイクで行ったので、林道ではバイクも体もバラバラになりそう。な
かなか（沢より？）ハードで、疲れたネ！