▲：峯尾
７月も終わりというのに朝起きると少し肌寒い。雨降りそうだし梅雨が明けていない
せいだろうか。今回小川谷は水に濡れてナンボとの事だったので少し心配になる。６
：３０に某駅に集合して出発。なんとか大丈夫かなと思ったのも束の間、途中雨が
降ってきた。聞くところによると、「Ｍ田さん、Ｎ村さんが一緒に山行くと雨が降
る」というジンクスがあるらしい。まあ当然の結果であったようだ。と車を走らせて
いるうちに、なんと雨が止んできた。いや〜良かった、良かった。ジンクス解消か
な。
林道駐車場にて朝食をとりながら準備をして出発。林道を少し下った所、ガードレー
ルを乗り越え藪を下っていく。コガイ沢？を渡りハーネスを着けて小川谷へと入る。
入渓後すぐに巨大な丸い岩が滝を塞ぐようにして現れた。巨岩を見ると台座のような
岩にうまい具合に乗っかって止まっているのだが、これが転がってきたら、一瞬でプ
チッと逝っちゃうな。（通常だと左右どちら側からも登れるようだが、先週の雨の影
響で増水しており、左側は無理、右側に鉄の梯子状のもの（何でこんな物が？）が立
て掛けてありそこから登った。）そこから、釜を持った滝やゴルジュを越えて行く
が、Ｍ田さんの心温まる新人指導（強制！？）のもと濡れずに登れそうな箇所も果敢
に突っ込んでびしょ濡れになりながら進んだ。いや〜冷たかった。初めて泳いで取り
付いたのだが、やはり取り付きが中々難しい。良い練習になりました。ご指導ありが
とうございます。
その後、つるつるの大岩の手前で休憩。陽も射してきて濡れた体には中々心地良い。
少し暖まったところで、つるつるの岩に挑戦。ことごとく全員敗退。残置ロープ及び
トップロープにしてもらって何とか全員登りきった。その後も全員果敢に滝に突っ込
んで突破していく。最後の５ｍの滝を泳いで取り付き、水流際を直登してしばらく行
くとゴーロ歩きとなり堰堤を左から巻いて、藪こぎも無く遡行終了となった。堰堤か
ら途中崩壊している道を通り約１時間程で駐車場に到着。
今回は気温も低くめちゃめちゃ寒かったが、かなり楽しめる沢でした。今度また暖か
い時に行けたら良いなぁ。
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