北ア・裏銀座

▲９/１９（金）
19:00峯尾氏不参加の衝撃メール入る！４日分の食料の詰め直し！？しかも峯尾＝二人分
で計算してたのに！みねお〜
22:30藤沢発。台風接近につき予定の変更もありえるかも。
中央道○×のパーキングで仮眠。（忘れました。さては寝てたな）しかしここで更なる衝撃！
なんと私は自宅の駐車場に登山靴を置いてきてしまっていたのでありました。
自分でも呆然…このとき私はジャージにビーサン（超おやじ）。
ああーバカバカ。
しかも明日から台風だっていうし、もうどうしたらいいの！？
パニクる私に「靴はどこかで買えばいいよ」と二人は
（呆れて）攻めずにいてくれたのでしたが、かなりブルーな山行の始まりとなったのでした。

▲９/２０（土）
曇り　9:00開店のジャスコをやっと発見。スニーカー購入。とにかく一安心。
この間ガスコンロを利用し、たらこスパを作って食べました。
駐車場の３人組、大変に怪しかったです。
11:30七倉でタクシーに乗り換え。12:00高瀬ダム着。
私のせいでかなり遅れたけど、（申し訳ありませんでした）出発。
烏帽子小屋目指す。「台風でテント…ってどうなるのかな」と私は少々不安でしたが、
12:30ブナ立て尾根の急登に取り付き、不安はすぐに吹き飛びました。
♪過去も未来もない〜♪苦しい今があるだけ〜ルルル〜（急登の詞，by佐藤）
途中より雨が降り始め雨具着用。じっとりべっとりぐっしょり…これがずっと続くとは…。
16:30 烏帽子小屋着。展望なし。雨の中テントを張り、コンロで乾かす。
テント内、不快指数120％。
むらとんのｉモードの天気図ではそれてるような、接近してるような…と、
とりあえず初日はキムチ鍋。
今回の山行で改めて思ったのは、食事作るのがすごく上達してるってこと。
春くらいまでは、結構芯のあるご飯なんて作っちゃったりしてたのに、なんかふっくら。
おなべもおいしい〜。
ちょっとこの二人、キリマンジャロで何があったのよ！って感じ。
そして私たちは「みね、残念だね。こんなにおいしいの食べれなくってね」
っとめいっぱい負け惜しみをいったのでした。
この晩雨ふりっぱなし…。

▲９/２１（日）
4:00起床。雨。即、二度寝。　6:00朝食。
…台風はそれたかも…どうしようか？とりあえず、野口五郎小屋まで。
テントをしまって出発。雨。稜線は風も吹いてきて、寒い。12:00　野口五郎小屋着。
…ところが、小屋は８/３１でしまっていたのでした。
「えーっ！どーすんのー？（この雨ん中！まじ？！←心の声）」とショック丸出しの私に
「うん。戻るしかないねえ。」とケロッというケロちゃん。
…降りしきる雨の中、ガタガタ震えた私は、野口五郎を恨みました…。
14:30もと来た道を戻り、烏帽子小屋のテント場へ。もう上から下までずぶぬれ。
不快指数はぶっちぎり。テントサウナの中、夕食はビーフシチュー。
「みね！残念だったね！こんなにおいしいもんたべれなくってね！」
と私たちが叫んだのはいうまでもありませんでした。
やけ酒飲んで就寝。

▲９/２２（月）
5:00雨やむ。最後の朝食。むらとん、残った食料の追い込み。
ウインナー10本くらい食べる。（うえぇ朝から）7:00テントを置いて烏帽子岳を目指す。
快晴。３日ぶりの太陽。しかも空身で羽が生えたみたい〜。赤牛岳、読売新道くっきり。
３人ともはしゃいで、くだらない写真（闘牛シリーズ、末續シリーズ他）を撮りまくった
のでした。
烏帽子岳は白くとがった岩で鎖が岩登りチックに何箇所かあり、スリル満点、登るだけで
も楽しめます。
下には池湯もあり、それも素敵。青い空に白い山…。私は初めて登った燕岳を思い出しま
した。（ロマンチスト）しかし、むらとんは、ここでもウインナーを食べており（ウイン
ナー臭でムードぶち壊しだよ）この山行で彼の消費したウインナーをつなげたら、ゆうに
１ｍにはなっていると思われます。
11:00テントに戻って干しまくって下山。
薬師の湯に立ち寄り、後１日遊ぼうということで、この日は信濃大町の養老の滝にて宴会。
峯尾氏に呪怨メールを送ったのでした。（が生意気にも呪怨メール返しがきた…）
この日は道の駅で車中泊。スプリンターに３人、かなり厳しかったです。

▲９/２３（月）
この日は、上高地のト伝の湯に３人で混浴。
私とケロちゃんはむらとんを襲ったのでした。「キャー（むらとんの悲鳴）」おしまい