2003年10月　丹沢・マスキ嵐沢 (1/2)

西丹沢はちょうど紅葉の綺麗な時期だ。天気も良く、爽やかな日。
橋のある所から入渓する。さっぱりした川原状。
明るく、爽やかな沢だ。木々の向こうには紅葉した山腹が見える。
水量は少ない。ほとんど靴を濡らす事なく遡行した。

暫く歩くと、小気味いい小滝が連続する。
緑色岩のガッシリした滝は滑っていなくて快適に登る。
たまに岩の間の落ち葉を払い退ける。
ちょっとした滝があり、登攀具を付ける。
が、花岡さんハーネスを忘れたそうだ。豊富なシュリンゲで即席のハーネスを作
る。

その後も滝が出てくるがザイルは水が涸れてからの岩場で1回使っただけだった。
初心者がいれば、もっと使っていたが。

上部はブナが黄色に紅葉していて綺麗だ。
サルノコシカケ状のキノコがブナの幹に群生しているのを花岡さんは見逃さなかっ
た。しかし手の届く高さではなかったので諦める事にする。
その後もキノコ探しに余念がない花岡さんであった。

藪漕ぎもガレも無く稜線(縦走路)に出る。
権現山では丹沢湖、箱根の山が展望しながら昼食にする。
紅葉を堪能しながら戻った。

それにしてもマスキ嵐沢、名前が気になる。”マスキ”って何？