2003年10月　鷹取山・遭対訓練

▲緩斜面での担ぎ降ろし
鷹取山の展望台の下で実施しました。
ロープをトップロープ状態にして、救助者は怪我人を背負ってロアーダウンする。
仮固定用にオートブロックを付ける。エイト環orATCに巻き込まないように注意。
背負う際、怪我人がズレないように長めのシュリンゲで背負う。
緩斜面は加重がかなり救助者にかかるので、長く降ろすのはつらいです。
展望台からは、相模湾（葉山の海、江ノ島）と東京湾が展望出来ました。

▲空中懸垂での担ぎ降ろし
ATCで救助者と怪我人の加重を分散する。
ザイルを切断して実施する予定でしたが、切断用ザイルを忘れたので模擬的に実
施しました。
オートブロックの効き具合がいいとスムーズにいきました。

▲自己脱出
一番早かったやり方は上にタイブロック、下にバッチマン。
登りはバッチマン、降りはオートブロックが使い易いと思いました。
シュリンゲの長さもやり易さのポイントでした。
上（セルフビレイ）は短く、下（足をかける）は長め、でした。

▲平地・山道での怪我人の搬送
意識の無い、寝た人の担ぎ方。
仰向け怪我人の横に救助者が寝る。
怪我人を救助者の背中に載せ、背負う。

大型ザックを使った怪我人を背負うやり方。
空のザックを逆さまにして、ザックの間に怪我人を背負う。
ただ背負うよりかなり楽です。怪我人も安定します。
背負う時、前のめりになり、怪我人はちょっと恐い思いをする。