北ア・笠ヶ岳

▲11/2
笠ヶ岳幕営地泊 6:05 --- 6:30 笠ヶ岳山頂 6:40 --- 7:55 一本 --- 8:50 クリヤの頭過ぎ --- 9:15 一本(水場) 9:20 --- 10:15 クリヤ谷上部 10:25 --- 10:50 沢を渡る --- 11:30 沢を渡る --- 12:00 槍見温泉 --- 12:40 新穂高駐車場

▲11/1
新穂高に着いたのが8:00頃。途中、車道から見る山々は紅葉の終わり頃。とても綺麗だ。
出発するのが遅い上に、道を間違えて穴毛谷の方へ行ってしまった。
ようやく笠新道の取付に着いたのが10:00。
紅葉を名残惜しみながら、樹林帯の急登を思い切りダッシュする。
ここで時間を短縮しないと笠ヶ岳に着くのに日が暮れてしまう。

樹林帯を抜けると雪が少し残っている。この時期は雪が降るか微妙な時期だ。
装備もどうしようかと迷う。今回は雪は少しと見て、革靴で来た。
去年のこの時期は森羅で西穂高山荘に来たんだっけ。
その時はたっぷり雪が在った。

樹林帯を抜けると潅木の葉は皆落ちている。
紅葉のドレスを脱ぎ、純白の装いの束の間。

杓子平上部では槍、穂高の展望がある。
ようやく笠ヶ岳も見えてくる。
が、稜線にガスが掛かっている。一瞬、ガスの切れ間から槍が見えた。
まるで天にそそり立つチン○コの様だ。
差詰めヒンズー教なら、シヴァ神のリンガ(男根)。

稜線に出ると打込谷が見える。夏に双六谷に行って敗退したのを思い出す。
見渡す限りの山々だ。
穂高、黒部五郎、薬師、等の展望に暫し見とれながら歩く。

笠ヶ岳山荘の少し下の幕営地にテントを張る。誰もテントを張っていない。
水も涸れ、小屋の営業も終わっていた。
所々に残っている雪を集めて水を作った。

▲11/2
今日は私の誕生日なのだ。

朝方は少し風があり、寒かったのでヤッケを着た。
笠ヶ岳山頂からは遠く白山から近くの焼岳、穂高、槍等が展望できた。
また、双六谷、黒部五郎、薬師、双六岳等も見える。

クリヤ谷方面へ降りる。頂上直下は急だ。
尾根の上部は切れ立った岩場のような場所もあり、気が抜けない。
鞍部からは尾根を巻く。日陰には雪が残っている。登りの人の踏跡在り。

クリヤの頭から尾根からクリヤ谷へ降りる。
上部で道は小さな沢に出会う。まだ水が流れている。

やがて樹林帯となり、白樺、ブナの林になる。
この辺りは広々している。
錫杖岳が大きく見える。

下部では谷らしくなってくる。沢を２、３度渡る。
下の方へ降りてくると紅葉が綺麗だ。

足元の岩が枯葉に覆われて滑りやすい。
これで薄く雪が積もればさらに滑りやすくなるだろう。
槍見温泉へ下山した。

▲温泉
深山荘： 300円。露天・混浴・洗い場無し
ひがくの湯： 800円。バスタオル貸してくれる。