2003年11月　丹沢・大山川

▲中村
元は新人山行として企画されたが、肝心の新人・宮澤さんは不参加になってしまっ
た。
大山川は大分前('97)に一度来た事がある。

昨日の夜は強い雨。今朝は生暖かい風が強い。山頂は怪しい雲に覆われている。
女坂の七不思議を通り過ぎ、大山川へ取り付く。
初っ端から二重ノ滝だ。中村リード、人工（アブミ）で登る。
ピンはしっかりあるし、残置シュリンゲまであるのでアブミを使えば難なく行け
る。
ハイカーが直ぐ下の橋で珍しそうに見物していく。
滝の上で一旦水が涸れる。

かつて岩を覆っていた岩煙草は、ほとんど枯れていた。

上部で右俣、左俣に分かれる。「丹沢の谷110ルート」より「東京周辺の沢」の
方が遡行図が実態に合っていた。
その上部では直角に折れる。
チムニー滝は以前より崩壊しているようだ。中村リード。
チョック・ストーンの外側ではチムニー登りが出来ない。
が、ピンは有り、ホールドもガバだ。
散々迷ったが、シュリンゲ・アブミで登った。

上部の枝沢はどっちに行くか分かり難い箇所がある。
詰めはちょっとガレた箇所から尾根に乗り笹の道を登ると登山道に出る。
山頂は家族連れ、カップル、等多くの人が来ていた。

とても楽しい沢でした。

▲芹沢
・１年１回、丹沢大山川（春秋）／小川谷廊下（夏）と勝手に思ってるけど、
これで何回目か忘れた。手指くらいは行ったかな。

・登り女坂、下り男坂とははじめてでした。ひざの弱い方がいたので。
・沢は全体に土砂が出ている。でも倒木はけっこう流されていた。

・特記；Ｆ３（４？）の倒木のかかっていた、左曲がりかぶり目の小滝の
斜めにかかっていた倒木がきれいに無くなっていました！下流に落ちた倒木あり。
当然難しくなりザイル必要。滝真ん中に残置シュリンゲ２本ありＡ０、Ａ１で
越えた。ラストでフリーで行こうと思ったらホールドの岩かけてぶらさがり、
人差し指の皮とられた。なめんなよ、との大山神様の声かな。

・他の滝はハーケンあるのに、途中のＦ４，５？２段滝はピン無し。高さも
あるので、やはりザイル必要か。今度ハーケン打とうかな。

・Ｆ６？のとい状滝は残置シュリンゲ６本くらい。花岡さんが”こんなにいらん”
と取ろうとしたが、結局２本取ったくらいでしょ。あやちゃんリードしました。
私はなんか初めてフリーでリードしたような気が。ようはチムニーの要領です。

・その上の二俣はいつも迷う？滝の見える左俣です。
・チムニー滝も一見支流の右に入った所とわかった。
・チムニー滝を越えてガレ場になったら右手の尾根にあがり踏み跡をたどると
すぐ登山道に上がれる。
・頂上の売店で生ビール、ラーメン、きのこそば、かき氷売ってた。

・花岡さんが”ルートファインディング（の勉強）のじゃまだ〜”と標しの
テープ類を取りまくってました。
・あやちゃん、大山初登頂！？これで相模の国住人としての義務が果たせた？
・いや大山川は軽く一日楽しめて、いつきても良いところです。