天気もよく、水を浴びながらの沢は気持ち良かったです。
小一時間で沢のハイライトが終わってしまうのが少し残念でしたが、
白い沢床に新緑の緑と快晴の青空が映え、かなりスッキリした沢でした。
いつもの封鎖されたトンネル前に駐車し林道をあがる。アプローチの林道は整備され
たらしくきれいに砂利がひかれ、奥まで入れる。
2番目のゲート先が少し広くなっていて駐車スペースもあり、ゲートが開いていれば
車で入った方が駐車しやすい。
しばらく林道、登山道を歩き、F1〜F5まで水を浴びながら登る。
各滝は特に難しいところもなくノーザイルで越える。
高さもそれなりにあり、ぬめるところもあるので初心者がいる場合はザイル出した方
が良いかもしれない。
途中にハーケン等の残地支点はほとんどない。ホールド、スタンスはあるのでほんの
少し頭を使えばわりと楽に登れる。
途中水量1:1の顕著な沢が2本入り、F6、F7（10m涸滝）もどこかわからない内に越え
てしまう。
出合から1時間くらいでケルンのある3又状になったところにでた。左が沢床が最も低
く、真中が5mくらいの涸滝で前にケルンがある、右がルンぜでF7を超えていないとい
う認識のため、沢床の最も低い左を選択した。（正解は真中）
落ち葉のたまった傾斜の緩いルンぜをラッセルのような感じで上がり、稜線にあが
る。綾線にでて右に進むと、西丹沢に向かう道に
入ってしまいしばらく下ったところで引き返す。綾線に上がったところにもどりよく
探すと綾線上を登る道があり、それを上がり権現山に着く。
権現山山頂は丹沢湖付近の展望がよく、ここで昼食をとる。再び出発し正しい下降点
（ミッチェルあり）から10m位の涸滝（F7？）を懸垂下降でおり、クライムダウンで
先ほどの三又の真中の涸滝をくだった。後は適当に下り、F5以降は各滝懸垂下降でお
りた。
支点は立木からとり、F1だけ一段くだったところのボルトからとった。ザイルを使っ
た分、登りより少し時間がかかったが特に問題無く登山道に着き駐車スペースに戻った。
|
