●9/26
藤沢13時発で全く渋滞にあわず、湯沢に到着。ニンジンで食事し、塩沢石打ICで三橋
夫妻と合流。迷いながら桜坂駐車場に到着。
林道入口は狭いが一応バスが入れるくらいのところで駐車場は広い。1日500円。テン
トを立てて少し飲み、就寝。
●9/27
4:00 起き。寒い。5時に出発し、少し戻ったところの車止めのある林道から堰堤部
分を越す感じで登り、林道から草むらの轍に入ると最後の堰堤の下にでる。堰堤は中
央に隙間があるので楽に通れる。1時間程ゴーロを歩くと、前にナメノ沢が見えてく
る。しばらくでゴルジュ入口30mの滝に到着、ナメなので30mに感じられない。このあ
たりからガスってくる。すぐに3段40mの滝になる。こちらは40ｍ以上に見える。前の
6m滝の釜は深く落ちるとずぶ濡れになりそうなので会長と右岸の明瞭な巻き道を行
く。と思ったら対岸に鈴子さんと竹沢さんが…。さすが攻撃的なルートどりだ。滝の
上で合流する。その先は単調になり途中の滝で左岸を登る。少し立っていてハーケン
もある。とりついて少しスリップし、ヒヤッとする。上の立木でザイルを出してビレ
イする。ザイルを下ろすと鈴子さんがノーザイルで上がってきて、次に会長が中間で
たるみきったザイルを引っ張って上がってくる。最後に竹沢さんが申し訳程度にザイ
ルをつけて上がってくる。ザイルがじゃまそうだ。必要なかったようだ。へこむ。そ
の先、特に問題になるようなところもなく前進し、すだれ状の滝を越す。この辺で更
にガスが濃く、風も強く寒い。上部ゴルジュに突入する。ほとんどの滝をバンド上か
らあがる感じで落ちたらやばいなあと思いながら特に難しくないのでサクサク進む。
いよいよ米子沢のハイライトである大ナメに到着。少し晴れてきて、沢の周りの緩や
かな斜面に紅葉が映え、とても清々しい。高原の岩の道（2車線）を歩いているよう
な感じで気持ちが弛緩してしまう。二俣につき右俣は自然保護のためロープが張ら
れ、入らないようにしてある。左俣は緩やかな小川状で気持ち良く進む。以前きたと
きほとんど登らずあっさり避難小屋にでる私の好きな沢のツメNo.1だったが…。小屋
へつづく右岸の踏み跡を通過していまい忠実に詰めすぎた結果、背丈以上の笹隊に突
入してしまい、がむしゃらにこぐが終わる気配がない。トラバースしながら引き返し
たとこの沢筋をのぼり巻機山すぐ下のコルにでた。ザックをデポし、15分くらいの登
りで巻機山頂に到着した。
山頂にはたくさん人がいてゆっくり休むスペースもない、眺めも下のコルの方が良
く、写真をとってもらい降りる。途中避難小屋に着き、少し休憩する。下に米子沢か
らの明瞭な踏み跡が見える。ここを上がれば爽やかだったのだろうと思いながら、休
んでいると毎日新聞旅行の方がいて花岡さんから私たちが米子沢を登るということを
聞いていたそうだ。下山は登山道も修復されており、快調で避難小屋から2時間半位
で桜坂駐車場に到着した。帰りは六日町で温泉に入れず、食事だけでそのまま解散、
渋滞につかまりながらも途中で高速を降り、20時位に丸石駐車場についた。
今回の山行の反省としては越後の笹藪にはむやみに突入しない、帰りの温泉を調べて
おくでした。
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