2009年 3月　上越　タカマタギ

報告：高地
場所・ルート	上越　タカマタギ
目的・方法	縦走
期日	３月７日（土）－８日（日）
参加者	中村、高地
行程	３月７日 5:00平塚出発---9:50 土樽駅発---11:30 稜線（JP）---13:45　棒立山手前斜面（1200m付近, 急登前）【幕営】３月８日 4:30起床---6:00発---6:30棒立山頂---7:05 タカマタギ登り斜面（1350m付近）---7:30 タカマタギ山頂---8:25幕営地着---9:05幕営地発---9:55　送電線鉄塔（650m付近）---11:10　土樽駅
天候	3/7 　天候：雪 3/8　天候：曇
報告	3/7 5時丸石発で若干の渋滞があり、土樽駅に駐車。月夜野ICを越えたあたりから雲行きが怪しくなり、関越トンネルを越えると完全に雪。最近天候に恵まれることが多かったので憂鬱になる。土樽駅で装備を整えているところでさらに勢いがます。45度位の角度で雪が吹きすさんでいる。それでも出発。湯沢方向に戻り毛渡沢橋までの道路で顔に当たる雪が痛い。高気圧早く来てくれと願いながら我慢する。毛渡沢橋を渡ったところの林道入口に駐車スペースがあり、車2台あり。地形図では林道なのだが、除雪の跡は全くなし、先行者のトレースを追って進むと平標新道分岐のところからトレースは平標の方へ。なんでタカマタギにいってくれないんだと心のなかでぼやき、とにかく林道を進む。分岐から5分くらいの適当なところから尾根に向かって林道から外れる。腿くらいまでのラッセルなのでワカンをつける。10分くらい歩き、急な斜面を灌木や笹と格闘しながら取りつく。綾線上にでると赤テープあり、こちらが本ルートっぽい。尾根に乗り上げるまででバテてしまった。綾線上に送電線の鉄塔がある。気がつくと音もなく4人パーティーが後ろにいて、道を譲る。そのため中村さんがトップでラッセルし、後ろに関係のないパーティーがいて、最後に自分がいる状態になりとても情けない。中村さんの速度についていけないのはしょうがないとして他のパーティーにもついて行くのがやっとだった。すぐにそのパーティーが1本とったため再び中村さんの後をついて行く。雪は少なく膝程度のラッセルで登ったり平坦になったりを繰り返す。南側には雪庇がある。基本的に樹林帯で赤テープが50m毎位でついている。視界が悪いため時おり赤布をつけながら登っていると後ろのパーティーに追い抜かれる。途中1050m手前くらいの台地ろにはドームテントがいくつもはれるくらいのテン場適地がある。ひたすら登りつづけるが視界が悪く疲れる。中村さんに天気も悪いしこの辺でテント張りましょうよと提案し、今日はここまで。少し緩くなった斜面を整地しテントを張る。翌日わかったのだが30分歩けば棒立山だったが、ここより先にテン場適地はなかった。整地するとかなり良いテン場になり、雪と寒いのでさっさとテントに入る。（後ろのパーティーはもっと下の平坦地に幕営）。さっそくお茶を飲み、酒を飲み中村さんと大いに語らいながら食事をつくる。レトルトカレー、ジフィーズ米、海藻サラダ、アンティエ、スープ。早い、失敗しない、水をあまり使わない、味気ない。4拍子そろった夕食をとっていると雪が弱まっていた。就寝。 3/8 朝、濡れたシュラフから這い出る。上越の山で泊まるとこれがあるので不快だが、もう慣れた。お茶を飲み、朝食をつくる。餅入りチャーシューメン。昨夜同様4拍子そろった朝食をすませ。早々に準備を整え中村さんがザックを出したので、自分も出ようとすると中村さんがキジウチの準備中、一声かけてください。テント内でしばし待機。予定通り6時に出発する。天気は曇り、とりあえず雪が降っていないので嬉しい。いきなり朝一から急登で始まり、トップの中村さんにガシガシついていくと南側の枝尾根から別パーティが現れる。30分程で棒立山に到着。全体が雪庇のような山でトップ交代。棒立山からも雪庇が発達しており、樹林の際を歩く。前に誰もいなくて、トレースがないのは気持ち良い。この辺から展望も開けている。タカマタギ登りの手前で雪面に凍結部分がでだしたのでワカンからアイゼンに履き替え、再びトップ交代、中村さんがガシガシ登る。後ろから枝尾根から上がってきたパーティーがついてきていたが、数分差で一番乗り、タカマタギの上はわりとスペースがあり、周りの山々が全方向見渡せる。眺望を楽しんでいるともう一パーティーが上がってきており、こんな登山道のない山に3パーティーが集まった。とりあえず記念撮影をお願いする。下山は早く１時間かからずテン場に到着、撤収。１時間で鉄塔に着く、行きの稜線の取り付きは急で足場が悪いため尾根を忠実に下りて林道の終点にいってみることにしたが、林道を通り越してしまい（完全に埋まっている）上越線の線路にでてしまった。選択肢としては①林道を探して線路沿いを歩く。②線路上を土樽駅へ歩く。③線路を越えて別の林道に出る。②が最も速く、Stand by meぽっくて良かったが社会的に問題があり、会で上越線に追いかけられた人間という十字架を背負うのも気がひけたので常識的に①でいく。が、２，３歩、歩くと股下まで沈み時間がかかりすぎるので③に変更する。毛度沢橋より湯沢側の中央道下をくぐり、途中用水路に落ちたが、結果的には時間的に短縮された。土樽駅について、温泉に入って食事をとり帰宅。帰りは渋滞に巻き込まれなかった。

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2009年 3月 上越 タカマタギ

2009年 3月　上越　タカマタギ